朝乃山休場、処分へ 出場停止なら大関陥落 

2021年5月21日 05時00分 (5月21日 05時01分更新)
 東大関朝乃山(27)=本名石橋広暉、富山県出身、高砂部屋=が夏場所12日目の20日、休場した。日本相撲協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反する不要不急な外出を認めたため、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)の判断で決めた。協会は今後、コンプライアンス委員会の調査を経て、理事会で処分を決める見通し。
 朝乃山は原則的に外出禁止期間の夏場所前、接待を伴う飲食店を訪れるなどしたと報道され、当初は協会の聞き取りに「事実無根」と否定した。しかし、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は19日の取組後に再聴取して「いろいろと突き詰めていったら本人が認めた」と説明した。
 角界全体で感染対策を徹底している状況下...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

ニュースランキング

もっと見る