元国交相の馬淵衆院議員、交通事故で重傷 妻運転の車で

加治隼人
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 奈良県北山村の国道169号で4日午後2時45分ごろ、元国土交通相で無所属の馬淵澄夫衆院議員(59)=比例近畿ブロック=の妻が運転する乗用車が道路脇の側壁にぶつかり、助手席の馬淵氏が左手首骨折と腸間膜損傷で約1カ月の重傷を負った。妻は軽傷。同氏の事務所が5日発表した。県警によると、現場は片側1車線の緩やかなカーブ。車には2人が乗っていたという。

 事務所によると、三重県熊野市に住む馬淵氏の政策アドバイザーと会った帰り道だった。馬淵氏は「ご迷惑をかけ、申し訳ない。できるだけ早く復帰したい」と話しているという。

 馬淵氏は奈良1区で2003年から5期連続で衆院選に当選し、民主党政権では国土交通相を務めた。17年の総選挙で旧希望の党から立って落選したが、今年2月に繰り上げ当選が決まった。現在6期目。(加治隼人)

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