国土交通省
 高速道路等における不正通行への対応について
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平成14年7月9日

<問い合わせ先>

道路局

高速国道課(内線37712)

有料道路課(内線38332)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、このたび、昨年度の高速道路等における不正通行について、その発生状況の報告を道路関係四公団に求め、とりまとめました。この結果、看過できない状況にあると判断し、国土交通大臣から各公団総裁・理事長に対し対策の徹底を指導することとしたのでお知らせします。

  1. 日時
     平成14年7月9日 16:00

  2. 場所
     大臣室

  3. 不正通行についての調査結果(別紙1)(PDF形式)
    •  政治団体の大型の街宣車などが、下位の車種(例えば、軽自動車)での料金による通行を収受員に強要する行為(いわゆる車種格下げの強要)
         全体発生台数: のべ約3,800台

    •  有料道路制度に反対の意を表明し、「無料通行宣言書」や「フリーウェイ通行書」といった紙片を提出して未払いのまま通行する行為(いわゆる不払い宣言による通行)
         全体発生台数: のべ約15,000台

    •  暴走族などが料金所で停止せず、未払いのまま通過する行為(いわゆる強行突破)
         全体発生件数: のべ約265,000台

     が確認されました。
     このうち、不当に免れた料金を請求するため相手を確認できたものは合計約5,500台で、その中で実際に料金を徴収できたのは363台にとどまっています。
     年間の全交通量約30億台からみた場合、未徴収事案の発生頻度は1万台あたり平均1台未満となっている(別紙2)(PDF形式)ものの、利用者負担の公平の観点から、国土交通省として看過できない状況にあると判断し、大臣から各公団に対し対策の徹底を指示するものです。

  4. 今後の対策
    1厳正な料金徴収
    • 運転手の特定、犯罪行為立件のため、連絡・支援体制を確立し、組織的な対応を徹底
    • 費用対効果を考慮の上、記録保存のための装備を強化
    2不払い料金の回収に向けた取組み
    • 道路法73条に基づく強制徴収を実施
    3未然抑止策(不正通行撲滅キャンペーン)の実施
    4警察との連携強化

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