「航空機格納庫」予想図公開 福島・スカイパークにサードが建設

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サードがふくしまスカイパークに建設する研究開発拠点格納庫のパース図

 福島県福島市の農道空港「ふくしまスカイパーク」に小型飛行機の研究開発拠点の整備を計画する自動車関連部品製造の「サード」(愛知県豊田市、佐藤勝之社長)は17日、同空港に建設する航空機格納庫の建築パース図を公開した。

 同社によると、約500平方メートルの面積に鉄骨平屋建て(一部2階)の施設を整備し、同社の航空機事業のロゴ「saaD」を掲げる。格納庫内には、実験機の飛行に向けた各種解析機器や研究機器を整備する方針。

 同社は、2020年の実験機完成を目指して小型の水陸両用機の開発を進めており、施設完成後に研究開発拠点をふくしまスカイパークに移す。現在は施設の建築確認に向けた申請を準備しており、同社は順調に進めば年内にも完成するとの見通しも示している。