チキンフット、ロック界の至宝4人が結成したスーパー・バンド

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元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニー、そしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、そこにまさかのジョー・サトリアーニ。信じられないような大物ミュージシャン4人を擁するスーパー・ロック・バンドが登場した。それがCHICKENFOOT(チキンフット)だ。

このような大物たちがどういう経緯でバンド結成に至ったのか、とても興味深いところだが、バンド誕生のキッカケは偶然だったらしい。サミーとマイケルが、サミーのクラブ“Cabo Wabo Cantina”で演奏している際に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャドがジャムに参加したことから全てが始まったという。最高の瞬間を共有した3人は、ギタリストとして、ジョー・サトリアーニにオファーすることになった。

ジョーは「決してインストゥルメンタル・プレイヤーになろうと思っていたわけでは無かったんだよ。ビッグなヴォーカルのあるロック・バンドの一員に本当になりたかったんだ。今までいくつかのオファーもあったけど、どれもイマイチだった。このCHICKENFOOTに出会うまでは!」。

サミーは「オレは別にリアルなバンドを探していたわけではなかった。でも、こいつらとやってみて、“ノー、オレはやらない”と言うことが本当に馬鹿げてると思ったんだ」とそれぞれコメントしている。

スタジオでのジャム・セッションを経験して後、この4人は確信を得て“CHICKENFOOT”を結成。そしてデビュー・アルバム『CHICKENFOOT』を高いアチチュードの元に完成(国内盤は2009年7月8日発売)。そのサウンドは、1980年代の王道ロックを感じさせる熱い魂に溢れている。サミーの燃えるようなヴォーカル、ジョーのハイ・テクニカルなギター。そんな2人を支える、ロック界屈指のリズムセクションのマイケルとチャド。これらが凄まじいばかりの塊となり、間違いなくロック史に残る1枚となった。

5月からは、<ROAD TEST>と題して、北米ツアーをスタート。6月下旬から始まるヨーロッパ・ツアー、ロンドンのライヴもソールド・アウトと大きな話題になっている。2009年を騒がせるスーパーロックバンドの誕生。期待できそうだ。

『CHICKENFOOT』
IECP-10190 \2,625(tax in)
発売中

◆CHICKENFOOTオフィシャルサイト
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