経済のヘッダ
<2003年9月26日 朝刊 9面>

サンエー西原来月開店/メインプレイスに次ぐ規模

 サンエー(宜野湾市)の上地哲誠社長は二十五日、西原町嘉手苅に七十店舗目となる大型ショッピングセンター「サンエー西原シティ」を、十月一日にオープンすると発表した。「緑の公園の中にあるショッピングセンター」をコンセプトに、駐車場の植栽を充実させ、地域の生活環境を重視。那覇メインプレイスに次ぐ大型総合店舗で、店舗面積は二万二千六百十四平方メートル、四十二のテナントをそろえた。

 敷地面積四万三千八百八十四平方メートル。鉄骨造り五階建てで一、二階が売り場。三、四階と屋上は駐車場で、駐車台数は千八百台。従業員はテナントを含め八百人。新中糖産業(前中部製糖、西原町・福里重盛社長)が店舗を造成、サンエーが借り受ける。

 食品売り場では県内初の電子棚札を導入し、サービス向上を図る。直営専門店も増やした。年間売り上げ百二十億円を見込む。営業時間は午前九時から午前零時。年中無休。

 上地社長は「商圏の平均年齢は三十五歳と若く、授乳室など若い世代を意識したサービス空間を充実させた。幅広い業種を導入し、さらに進化したショッピングセンターとしてサービス向上に努めたい」と抱負を話した。

 福里社長も「地域の中心的な役割になると期待している」と語った。


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