ソニーもロシアで映画公開中止 ウクライナ侵攻で
ソニーグループ傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメントは1日までに、ロシアでの映画公開を中止することを決めた。3月下旬以降に予定していた新作「モービウス」の公開をとりやめる。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、抗議の姿勢を示す。
ソニーピクチャーズは声明で「ウクライナで進む軍事行動と不確実性、人道的危機を考慮し、ロシアでの新作公開を一時停止する。影響を受けた全ての人に思いを寄せ、祈りをささげる。危機の早期解決を望んでいる」とコメントした。
ロシアでの映画公開を巡っては、米ウォルト・ディズニーや米ワーナー・ブラザースが新作の公開中止を決めた。モービウスは傘下のコロンビア・ピクチャーズが制作し、日本では4月1日の劇場公開を予定している。
2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
関連企業・業界