みやびの杜とは

 みやびの杜とは、京都に新しい文化を創造していくための、その拠点となるものです。 人々が集まり、スポーツをはじめとする色々な文化活動を楽しめる総合コミュニティゾーンともいえる施設で、 そこには、木々に囲まれた散策エリアがあり、もちろん土や芝生、人工芝のグランドもあります。

 また、ショッピングだけではなく、エンターテイメントやアミューズメントをトータルに兼ね備えた娯楽性活 スペースも併設され、そのエリアには病院や銀行などコミュニティーを形作る様々な要素が取り込まれる ことになるでしょう。

 そして、「みやびの杜」の中心的施設となる、「コミュニティー・スタジアム」では、臨場感あふれるサッカーの試合が 観戦できるだけでなく、4万人規模のライブコンサートが開催されるのです。

 みやびの杜の柱でもある「スポーツ」と「音楽」は我々にとって最も身近な文化ではないでしょうか。 その身近な文化を地域コミュニティー全体で育んでいこうとするのが、この「みやびの杜プラン」なのです。


コミュニティー・スタジアム − 観客第一主義のコンセプト

 現在、日本全国にある多くの競技場(スタジアム)は、競技そのもの、あるいは競技者から見た利便性を最優先に考え、 造られたものがほとんどではないでしょうか。

みやびの杜プラン推進委員会が推奨する「コミュニティー・スタジアム」は、競技者の利便性は勿論ですが、 観る文化を最優先に考えたスタジアムというのが最重要のコンセプトの1つとされています。 つまり、「コミュニティー・スタジアムみやびの杜」は、観客が楽しめる空間や演出効果を最大限追求した、 観客第一主義のスタジアムなのです。


なぜ、複合施設なのか?

 「みやびの杜」のような、巨大施設の建設にあたっては、莫大な予算が必要となります。 しかし、それ以上に重大な問題は、施設を運営し維持していく為の予算です。 もはや、行政だけに頼る従来型のスポーツ文化施設の運営については、その限界を認めざるを得ません。

よって、「みやびの杜」は、新しい文化拠点の役割を担うと同時に、経済的にも自立できるものでなければなりません。 もっとも身近な「スポーツ」と「音楽」という文化を地域文化として根付かせると同時に、地域経済の活性化に 貢献することも、「みやびの杜プラン」に課せられた大きな使命であると考えています。