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【日本ハム】加藤豪将「痛みはない。もう100%です」右人さし指を骨折後わずか5日でフリー打撃再開

2023年2月4日 19時25分

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日本ハムの加藤豪(奥)

日本ハムの加藤豪(奥)

 1軍名護キャンプ直前に右人さし指を骨折した日本ハムのドラフト3位・加藤豪将内野手(28)=米メッツ傘下3A=が4日、屋外でのフリー打撃を再開した。当初の見込みより早く回復しており、2月中旬にも全体練習にフルで復帰する可能性が出てきた。
 自主トレ中の1月30日に負傷してからわずか5日。打撃ゲージに入った加藤豪は左右へ鋭い打球を次々と飛ばした。もともと、右人さし指をやや浮かせてバットを握る。骨折による打撃への影響は少なく、1日のキャンプ初日にはティー打撃を再開。段階を上げても、感触は上々だった。
 「同じ骨折をしている人からは『インパクトのときにしびれる』と言われていたが、それもなかった。痛みはない。もう100%です」。問題は守備での送球だが、こちらも再開のめどが立ってきた。「当初は2週間後だったけど、トレーナーから『もっと早まるだろう』と言われた」。早ければ、7日からの第2クール中にもゴーサインが出そうだ。
 節分の3日には報道陣のリクエストに応じ、記者が扮(ふん)する鬼に向かって人生初の豆まきを経験した。「プロとして初めて大きなケガをしてショックだった。きのうピーナツを投げて前向きになりました。あれはうれしかった」と笑う。
 骨折は癒えつつあり、邪気も払った。空席となっている二塁のポジション争いに、元メジャーリーガーが本格参戦する日は近い。

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