皇居・宮殿で「新年祝賀の儀」…女性皇族はティアラ控えられる

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 天皇、皇后両陛下が、皇族方や三権の長らから新年のあいさつを受けられる国事行為の「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿で行われた。今年は、新型コロナウイルスの感染対策のため、規模を縮小して実施された。

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「新年祝賀の儀」に臨まれる両陛下、秋篠宮ご夫妻と皇族方(1日、宮殿・松の間で)=代表撮影
「新年祝賀の儀」に臨まれる両陛下、秋篠宮ご夫妻と皇族方(1日、宮殿・松の間で)=代表撮影

 儀式に先立ち、天皇陛下は早朝、皇居・宮中三殿で、年始の祭祀さいし四方拝しほうはい」に臨まれた。両陛下は午前10時頃から、秋篠宮ご夫妻ら計12人の皇族方からあいさつを受けられた。その後、菅首相ら三権の長、閣僚、駐日外国大使らからの祝賀を受け、天皇陛下は、「新しい年をともに祝うことを誠にうれしく思います。年頭に当たり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と応じられた。

 昨年は758人が出席したが、今年は感染対策のため、配偶者や国会議員の出席を大幅に絞り、出席者は230人となった。また、マスクの着用や部屋の換気も徹底して行われた。皇后さまはじめ女性皇族は、コロナ禍で多くの国民が苦労していることを考慮し、ティアラの着用を控えられた。

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1741549 0 皇室 2021/01/01 11:44:00 2021/06/23 16:54:20 2021/06/23 16:54:20 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210101-OYT1I50016-T.jpg?type=thumbnail

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