サッカーW杯拡大前倒し、合意得られず=世界ランク算出法は改正へ-FIFA:サッカーロシアW杯2018

サッカーW杯拡大前倒し、合意得られず=世界ランク算出法は改正へ-FIFA

 【モスクワ時事】サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で出場枠を48に増やす案について、13日の国際サッカー連盟(FIFA)総会には諮られない見通しとなった。10日にモスクワで開かれたFIFA理事会後、インファンティノ会長が明らかにした。カタール側の合意が得られていないため。
 W杯の出場枠は26年大会で現行の32から48に増えるが、南米連盟が22年大会からに前倒しするよう要望していた。
 理事会では、現行の世界ランキングを決めるポイントの算出方法をW杯ロシア大会後に改正することが決まった。現行制度はチームの実力が正確に反映されていないとの批判が多く、W杯などの比重を上げる。
 26年W杯招致については、3カ国共催を目指す米国、カナダ、メキシコと単独開催を狙うモロッコの立候補が承認された。開催国は13日の総会で加盟協会の投票により決まる。
 インファンティノ会長が提唱しているクラブW杯の拡大案や新設を目指す国際大会「ネーションズリーグ」については、議論が先送りされた。 (2018/06/11-09:47) 関連ニュース

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