6月5日には反対派に市民1万人が市内中心部で抗議デモを行い『独裁を持ち込むな』などと叫び、反対運動を繰り広げた。
カラーチョニ市長も中国政府による人権侵害に抗議して、市内の街路の一部を名称変更すると発表。中国が分離独立主義者と批判する、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマにちなんだ「ダライ・ラマ通り」や、中国から弾圧を受けている新疆ウイグル自治区にちなんだ「ウイグル族殉教者通り」、あるいは「香港自由通り」などの候補が挙がっている。
これに対して、中国外務省報道官は「極めて不愉快」としたうえで、「中国とハンガリーは極めて良好な関係を保っている」とコメントしている。