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立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の代表選は10日午後、東京都内のホテルで投開票される。両党などから幅広く支持を集める立民の枝野幸男代表(56)が国民の泉健太政調会長(46)との一騎打ちを制し、新代表に選出される見通しだ。
代表選では新党名を決める投票も同時に行われる。枝野氏が掲げる「立憲民主党」か、泉氏が掲げる「民主党」のいずれかが選ばれる。新党に参加する国会議員149人(立民88人、国民40人、無所属21人)が投票に参加する。
枝野氏は10日午前、国会内で開かれた決起集会で、次期衆院選を念頭に「代表選、その先の決勝戦に向けて力を貸していただきたい。149人全ての力を最大限発揮する」と訴えた。
泉氏も自身の選挙対策本部の会合を開き、「権力者ではなく、一般国民の方を向く政治を作り上げていこう」と呼びかけた。
枝野氏は立民最大の赤松広隆衆院副議長のグループをはじめ、立民の多くの支持を受ける。国民の小沢一郎衆院議員や野田佳彦前首相らベテラン無所属議員も支援する。対する泉氏は、国民の平野幹事長など国民から新党に参加する議員らが支持している。