「ウクライナ弱体化させない」、ゼレンスキー大統領が強調

ゼレンスキー氏、21日に米議会を訪問=米メディア
米当局者がウクライナのゼレンスキー大統領が来週に米国を訪問し、21日にバイデン米大統領と会談する可能性があると明らかにする中、米メディアは15日、ゼレンスキー氏が来週、ワシントンの米議会を訪れると相次いで報じた。写真は9月6日、首都キーウ(キエフ)で記者会見するゼレンスキー大統領(2023年 ロイター/Ritzau Scanpix/Ida Marie Odgaard via REUTERS)
[11日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ロシア軍に対する反転攻勢が遅れが出ているとの声が出る中、引き続き国の防衛に集中しなければならないと強調した。
夜のビデオ演説で「ロシアとの戦争は565日目を迎えたが、引き続き国家の防衛に集中しなければならない」と強調。「ロシアは勝利を望んでいない。敵が期待しているのはわれわれが耐えられなくなることだ」と述べ、「ウクライナを誰にも弱体化させない」と強調した。
ゼレンスキー氏は週末に掲載されたエコノミスト誌とのインタビューで、勝利がすぐに訪れるという幻想は禁物だと述べる一方で、夢物語ではないとも語った。

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