当社は,平成24年2月から山口県宇部市西沖の山地区において,宇部太陽光発電所の建設に取り組んでまいりましたが,本日,電気事業法に基づく使用前自主検査 ※1 を終え,営業運転を開始しましたのでお知らせします。
当社は,地球温暖化等の環境問題への取り組みを重要課題の一つとして位置づけ,低炭素社会の実現を目指しています。その一環として,福山太陽光発電所(最大出力:3,000kW,広島県福山市箕沖町)に続く当社2箇所目のメガソーラーとなる宇部太陽光発電所を新設しました。
当発電所の建設にあたっては,太陽電池の基礎ブロックの一部に環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」 ※2 を採用するなど,環境負荷低減に配慮した発電所となっています。
また,パワーコンディショナの交流電圧210Vを直接2万2千Vに昇圧・連系することで,中間変圧器を省略し,さらに,パワーコンディショナや変圧器の基礎について,旧火力発電所の基礎を活用することで杭基礎工事を省略するなど,建設費用の削減にも努めました。
なお,発電所内には展望台を設置しており,当社窓口 ※3 に事前予約いただければ,設備をご覧いただけます。
所在地 | 山口県宇部市西沖の山 |
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最大出力 | 3,000kW |
年間発電電力量 (見込み) |
約352万kWh (一般家庭約900世帯の年間使用電力量に相当) |
太陽電池設置面積 | 約40,000平方メートル |
二酸化炭素削減量 | 2,000t-CO2/年 |
太陽電池パネル枚数 | 12,690枚 |
※ 本設備は,再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT法)の対象外設備となります。
平成24年2月1日 宇部市および山口県への建設申入れ
平成25年10月7日 着工(電気事業法に基づく工事計画届)
平成26年12月1日 営業運転開始
以上