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【芸能・社会】

ふぉ〜ゆ〜12月主演舞台 「REPAIR」

2015年7月16日 紙面から

 ジャニーズJr.の4人組ユニット「ふぉ〜ゆ〜」の主演舞台「REPAIR〜アナタの人生、修理(リペア)しませんか?〜」(作・G2、演出・寺崎秀臣)が今年12月、東京・有楽町のシアタークリエで上演される。シアタークリエは2013年、若手による日替わり公演「ジャニーズ銀座」で初めてユニット単独公演を果たした、思い入れ深い劇場。4人は「ちゃんとしたお芝居でクリエに立てるのがうれしい。これをきっかけに、ふぉ〜ゆ〜の舞台が毎年の恒例になれば」と喜びを語った。

 「リペア」は人気劇作家、演出家のG2のオリジナル脚本。とある自動車修理工場で出会った4人がガチンコのケンカを繰り広げるが、やがて心を通わせ、車も人生もリペア(修理)するヒューマンコメディー。松崎祐介(28)は「仲が良い僕らが、あえて仲が悪い設定なのが面白い。ファンが混乱するくらいケンカして、今までにない『ふぉ〜ゆ〜』を見てもらいたい」と声を弾ませた。

 「実は僕らの原点もケンカ」と明かすのは辰巳雄大(28)。ささいなことで松崎と辰巳が大ゲンカになり、半年も口をきかないのを見かねた福田悠太(28)が介入、本心をぶつけ合ったことが「ふぉ〜ゆ〜」結成のきっかけになったという。今作そっくりの展開に越岡裕貴(28)は「『リペア』と既に運命的につながっていた!」とビックリ。福田は「僕らはただの仲良しじゃない。言いたいことを言って、尊敬し、受け入れられている」と誇らしげに語った。

 今作には古いイタリア車「フィアット500」という大事な共演者がいる。クリエ史上初めて本物の車を舞台に上げる予定で、東京都内の自動車リース会社で車と初対面した4人は「名前付けよう!」などと大興奮。作品のイメージが一気に具体化したようだ。

 「Endless SHOCK」など舞台に育てられた「ふぉ〜ゆ〜」。辰巳は「いい作品にすることが『SHOCK』への恩返しになる。今までの経験を生かしつつ、お芝居への取り組み方をもう一度リペアしたい」と気を引き締め、越岡は「自分自身も、お客さまも人生をリペアできるステキな作品になって、次の作品につながればいいな」と夢を語った。

 シアタークリエで12月5〜14日。大阪・シアタードラマシティ公演は同17〜20日。

 ●ふぉ〜ゆ〜 福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大、松崎祐介の名前に「ゆう」が付く4人が2011年に結成。「Endless SHOCK」(主演・堂本光一)に連続出演するなど主に舞台で活躍する一方、TBS系CBCの情報番組「ゴゴスマ−GOGO!Smile!−」金曜レギュラーを務める。今年8月5〜16日、東京・銀座の博品館劇場で初の主演舞台が控えている。

 

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