島根原発1号機廃炉、28日着手 中国電力
中国電力は24日、島根原子力発電所(松江市)1号機の廃炉作業に28日に着手すると発表した。まず汚染状況調査の一環として、原子炉建物1階で線量測定の場所を選定する。廃炉の具体的な工程をまとめた「廃止措置計画」は、廃炉作業は2045年度までに完了するとしている。
島根原発1号機は1974年に営業運転を開始。新規制基準施行に伴い原発の運転期間が原則40年になったことなどを受け、中国電力が15年3月に廃炉を決めた。廃炉計画は今年4月に原子力規制委員会が認可し、7月に立地自治体の松江市と島根県が了解した。