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ロシア、通年「冬時間」に 10月から日本と6時間差
ロシアのプーチン大統領は22日、通年で「冬時間」を適用する法案に署名した。10月26日からモスクワと日本の時差は1時間遅れ、6時間になる。
ロシアではメドベージェフ前大統領が2011年、年2回の時間変更は生体リズムに反しストレスや病気を招くとして、冬時間への移行をやめて通年で夏時間を適用する制度を導入した。しかし、日の出が遅くなり、特に冬は朝が暗く生活リズムが崩れるなど、国民からは不満が出ていた。
行政や経済活動の効率化を図るためとしてメドベージェフ氏が10年に9区分に統合した標準時間帯も今回、11区分に戻すことが決まった。
ただ欧州などで一般的な夏・冬時間を移行する制度に戻すことは見送られた。(共同)