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北播磨黒田の観音霊場 癒しの真言パワースポット 黒田官兵衛ゆかりの寺 …………………
荘厳寺へようこそ
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〒679-0302 兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589 TEL FAX 0795-28-4751
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荘林山荘厳寺(しょうごんじ)は高野山真言宗の寺院です。
当山は、白雉三年(652)、法道仙人の開基と伝えあり、
これによれば、当山は約1360年ほどの歴史がある古刹です。
法道仙人開基の寺院は播磨東部と丹波西部に多数あり、
当山もそのうちの一寺です。
当山のご本尊は十一面観世音菩薩です。
この観音さまは、抜苦与楽(苦を抜き、楽を与えること)、
一切の苦しみから私たちを救ってくださる慈悲深い菩薩です。
当山はこの本尊を奉じる観音霊場です。
当山中興は、慶長年間(17世紀はじめ)の徳禅上人です。
このとき堂宇が再建され、真言宗寺院となりました。
また寛永十五年(1638)には本多内記政勝侯より
境内五十六町歩の寄進をうけました。
江戸時代を通じて、妙見山や白山を背景にする
真言密教修験道場として隆盛をみました。
当山境内は自然環境保全地域であり、秋の紅葉をはじめ、
春夏秋冬、四季を通じて、ゆたかで美しい自然を
静かに楽しめる、知る人ぞ知る穴場と言われています。
森の中の参道を逍遥すれば、観音菩薩の
慈悲の光につつまれる癒しの真言パワースポット、
それが北播磨黒田の観音霊場、荘厳寺です。
当山にのこる古建築には、本堂や多宝塔などがあります。
このうち多宝塔は、その最初は
鎌倉時代の佐々木高綱建立と伝えています。
現存の多宝塔は正徳元年(1711)に再建されたもので、
古雅で優美な姿で知られ、県の重要文化財です。
これら重要な古建築を保全するため、現在、当山では、
「平成の大修復」を計画し準備しております。
この諸堂宇修復修理事業には多額の費用がかかるため、
当山檀家のみならず一般の方々のご寄付を募っております。
広く全国の皆様のご支援をお願いいたします。
そして当山は、近年注目されている黒田官兵衛ゆかりの寺です。
当山所蔵の播磨黒田氏系図、「荘厳寺本 黒田家略系図」は、
歴史研究家に史料的価値を評価され、研究がすすんでおります。
それによれば、黒田官兵衛のご先祖、播磨黒田氏は、
観応二年(1351)以来、多可郡黒田城主として
九代、二百数十年にわたり当地・黒田に存続しました。
荘厳寺本系図は、播磨黒田氏の起源と歴史を示す根本史料です。
この系図にも明記されているように、黒田官兵衛は
八代黒田城主・黒田重隆の子であり、当地の生まれです。
荘厳寺周辺の「黒田の里」には、黒田官兵衛生誕地(姥が懐)や
黒田城址をはじめ、播磨黒田氏ゆかりのスポットがあります。
荘厳寺へおいでの節は「黒田の里」をご散策ください。
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