小平奈緒ら雪の中で調整 スピードW杯、11季ぶり屋外開催
スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦は23日、北海道の苫小牧市ハイランドSCで開幕する。屋外でのW杯は2008年2月以来、11季ぶりとなる。22日は女子500メートルで31連勝中の小平奈緒(相沢病院)や、5種目に出場予定の高木美帆(日体大助手)らが雪のちらつく中で最終調整した。
ニット帽や手袋を着用して練習した小平は「屋外リンクで練習していた幼い頃の気持ちを思い出す。すごく懐かしくてわくわくしている」と心を躍らせた。昨季、屋外での世界選手権で総合優勝を果たした高木美は「何が起きるか分からないので、起きたときに対応できるようにしたい」と動じる様子なく語った。
第2戦は、当初開催予定だった中国のハルビンが返上し、苫小牧市での実施となった。18日まで帯広市で行われた第1戦に続く日本開催となる。〔共同〕