「古舘トーキングヒストリー」、第2弾は来月6日「本能寺の変」

本能寺の変を実況する古舘伊知郎(中央)と明智光秀役の大杉漣(左)、織田信長役の筧利夫(兼松康撮影)
本能寺の変を実況する古舘伊知郎(中央)と明智光秀役の大杉漣(左)、織田信長役の筧利夫(兼松康撮影)

 誰もが知る歴史上の出来事を古舘伊知郎(63)が実況スタイルで伝える「古舘トーキングヒストリー」の第2弾が「本能寺の変」をテーマに、1月6日、テレビ朝日系で放送される。

 昨年12月の第1弾は、忠臣蔵をテーマに放映され、好評を得た。今回は、さまざまな解釈で描かれてきた本能寺の変を徹底的に検証。織田信長を筧利夫(55)、明智光秀を大杉漣(66)が演じ、そのドラマを眼前にしたスーツ姿の古舘が実況する。

 10月下旬、同番組を撮影中の東映京都撮影所(京都市右京区)で、取材会が行われた。

 古館は、「本能寺の変」という題材には戸惑いを覚えたという。「明智光秀=天下の謀反人、織田信長=究極のグローバリストで世界を変えようとした人物…ぐらいに思っていた。だけど、そんな決めつけで済むような話じゃない」

 筧は「古舘さんのメロディーのような語りを聞きながら演じるのは、芝居でなくプロレスのような感じ」。大杉は「目線の先に古舘さんがいて、今と過去がそこで行き合う体験が楽しい」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細