巨人・石川慎吾外野手(30)とロッテ・小沼健太投手(25)のトレードが成立し、3日に両球団が発表した。中継ぎ陣の層を厚くしたい巨人と負傷者により外野手が手薄なロッテの思惑が一致した。
石川は巨人を通じ「チャンスをいただいたロッテの期待に応えられるように精いっぱい頑張る」とコメント。小沼はロッテを通じ「ストライクゾーンでどんどん勝負する自分の特徴を生かしたピッチングを行い、1軍定着できるように頑張りたい」と談話を出した。
石川は2012年に東大阪大柏原高からドラフト3位で日本ハムに入団。16年オフにトレードで巨人に移籍した。通算365試合に出場し、打率・225、14本塁打、62打点。小沼は千葉・東総工高、BC武蔵、BC茨城を経て21年に育成ドラフト2位でロッテに入団。昨季支配下登録され、通算25試合で1勝1敗、防御率6・68。