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震災当日にシャッター閉める 混乱招きJR東社長が陳謝

2011年4月5日17時25分

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 JR東日本の清野智社長は5日の定例会見で、東日本大震災が発生した3月11日、首都圏の駅の一部でシャッターを閉めたことについて「駅員の案内も不十分で大きな混乱を招いた。お客様におわび申し上げる」と陳謝した。

 震災当日、JR東は午後6時20分に「安全確認に時間がかかる」とし、管内の全新幹線と首都圏の在来線全線などで運転打ち切りを決定。新宿駅や渋谷駅の一部ではシャッターを閉め、多くの人が駅前の道路にあふれた。清野社長は「批判を真摯(しんし)に受け止め、非常時の対応を検討したい」とした。

 また、3月の鉄道営業収入は、前年同月より近距離で26.5%、新幹線や特急を中心とした中長距離で40.2%それぞれ減ったことも発表。清野社長は、計画停電による運転本数の減少や新幹線の運休が影響したとし「まずは復旧に全力をあげる」と話した。盛岡―那須塩原で運転見合わせが続く東北新幹線は4月下旬までに全線復旧の予定。

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