2軍調整中のヤクルト・川端慎吾内野手(29)が椎間板ヘルニアの手術を決断したことが16日、分かった。この日、東京都内の病院で精密検査を受けた。具体的な日程は未定だが、シーズン中に行うとみられ、今季中の1軍復帰は絶望となった。
川端は2月の沖縄・浦添キャンプ中に椎間板ヘルニアを発症。開幕を2軍で迎え、リハビリに励んでいた。7月10日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(戸田)で約3カ月ぶりに実戦復帰し、ここまで2軍戦10試合で打率・143、0本塁打、3打点だった。
しかし、同23日の同、日本ハム戦(同)の一塁守備で打者走者と交錯した際に首を痛め、別メニュー調整に。その後、実戦に復帰したが、守備練習で送球をしようとした際に再び腰部に痛みを感じたため、手術を受ける決断を下した。
14年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした2015年には首位打者に輝き、選手会長としてもチームを引っ張ってきた川端。完全復活は2018年に持ち越しとなる。