錦戸審判長、規定違反で休場の朝乃山に言及…取組編成に苦悩「優勝が懸かる終盤戦、あんなことで穴を空けるなんて…」

スポーツ報知
錦戸審判長

◆大相撲夏場所12日目(20日、東京・両国国技館)

 幕内後半戦を土俵下で見守った錦戸審判長(元関脇・水戸泉)は結び後に、報道陣の電話取材に応じ、日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反したとして、12日目から休場した大関・朝乃山(高砂)について言及した。

 横綱不在となった今場所は、照ノ富士(伊勢ケ浜)、貴景勝(常盤山)、正代(時津風)、朝乃山の4大関が出場番付最高位。通例であれば、終盤に大関同士で総当たりとなるが、朝乃山がこの日から休場した。取組編成を担う審判部で副部長を務める同審判長は、「取組、ちょっと頭が痛い。優勝が懸かる終盤戦、あんなことで穴を空けるなんて、お客さんも残念だと思う。ケガだったら仕方ない部分もあるが…。若いというのもあるかもしれないが、大関という立場もあるのでね」と頭を悩ませた。

スポーツ

×