ベルマーレの本拠地 来年2月から「レモンガススタジアム」に 平塚市、地元企業と命名権契約

2020年11月30日 07時32分

命名権契約を結んだレモンガスの赤津社長(左)と落合市長=平塚市役所で

 平塚市はサッカーJ1湘南ベルマーレのホームスタジアムである平塚競技場の命名権(ネーミングライツ)について、市内に本社を構えるレモンガスと二〇二一年二月から五年間の契約を結んだと発表した。愛称は現在の「Shonan BMW スタジアム平塚」から「レモンガススタジアム平塚」となる。契約額は年間二千二十一万円、総額一億百五万円。
 同社は、一都三県でLPガスや都市ガス、宅配水などを販売している。赤津欣弥社長は発表会見で「私たちは地域との共生を標ぼうしており、認知度の向上は重要な課題。湘南地区の方たちに育てていただき、恩返ししたいと手を挙げた」と述べた。
 同競技場の命名権を巡っては、元々の契約相手だった自動車ディーラーが別の会社に譲渡されたのに伴い、期間を一年以上残す二一年一月をもって契約終了が決定。新たな募集に三社が応じ、選考でレモンガスに決まった。
 落合克宏市長は「コロナ禍の厳しい経済状況の中で心配していた。レモンというすっきりした、また違ったイメージで魅力化が図られることを期待している」と話した。 (吉岡潤)

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