大船渡線

バス高速輸送システムでの復旧決定

JR東日本の大船渡線(盛−気仙沼)と気仙沼線(気仙沼−柳津)の路線図
JR東日本の大船渡線(盛−気仙沼)と気仙沼線(気仙沼−柳津)の路線図

 東日本大震災で被災したJR東日本の大船渡線と気仙沼線の復旧方針について、JRと自治体側が協議する「沿線自治体首長会議」が25日、国土交通省で開かれ、大船渡線(盛−気仙沼)はJRが示していたバス高速輸送システム(BRT)での本格復旧が正式に決まった。

 BRTは軌道を舗装したバス専用道路などを利用するシステム。今後は、BRTの利便性向上などについて、各自治体とJRが個別に協議を続ける。

 気仙沼線(気仙沼−柳津)については、鉄路復旧を掲げてきた宮城県気仙沼市が「仙台へのアクセス確保や沿線の活性化策などでなお議論が必要」としてJRとの協議を継続する。震災5年の来年3月11日までに明確な結論を示すことで合意した。

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