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【J1名古屋】悪夢の“三ツ沢連敗”…一筋の光明は新加入シュビルツォク「いい特徴持っている」指揮官も評価

2021年8月13日 06時00分

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横浜M―名古屋 後半、途中出場した名古屋・シュビルツォク

横浜M―名古屋 後半、途中出場した名古屋・シュビルツォク

◇12日 J1第18節 名古屋0―2横浜M(ニッパツ)
 名古屋グランパスは横浜Mに0―2で敗戦して8敗目(11勝4分け)を喫し、9日の横浜FC戦に続くニッパツ三ツ沢球技場での連戦を、連敗で終えた。
 連敗の中に、一筋の光明がさした。0―2で迎えた後半20分、膝に手をつき、動けなくなった柿谷に代わって登場したのは、新加入のFWシュビルツォク。「合流して一度も一緒に練習をしていない」とフィッカデンティ監督が語る新戦力は、25分間の出場時間でストライカー然とした個性を放った。
 後半22分、ペナルティーエリアの右前でボールを受けると右足で鋭いシュートを放ち、出場からわずか2分で初シュート。多くはない出場時間で2本のシュートを記録した。最前線で184センチ、86キロの体を張ってロングボールを受け、ファウルを誘う場面もあった。
 得点は奪えず、悪い流れは断ち切れなかったが、今夏の欧州選手権でもプレーしたポーランド代表はデビュー戦で、その片りんを見せた。指揮官はシュビルツォクのプレーを「本来のFW、あそこでプレーするべき選手が来たなという感覚。見ての通り試合の流れを変える、いい特徴を持っている」と評価。得点力不足解消の切り札に、期待をにじませた。
 0―2で敗れた9日の横浜FC戦に続き、前半15分以内の先制被弾で味わった、悪夢の“三ツ沢連敗”。そして、フィッカデンティ体制で最悪となる3連敗。この日ベールを脱いだ背番号40が、迷えるチームの起爆剤となる。
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