ロシア、首都周辺などでウクライナの無人機24機撃墜と発表

[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア国防省は26日、首都周辺のモスクワ州やトゥーラ、カルーガ、スモレンスク、ブリャンスク各州に飛来したウクライナ軍の無人機(ドローン)少なくとも24機を撃墜したと発表した。
また、アゾフ海上空では、地上を攻撃するように改造されたウクライナの「S200」地対空ミサイル2発を撃墜したという。
トゥーラ州のアレクセイ・ジュミン知事によると、同州で迎撃したドローンが集合住宅を直撃し、1人が負傷した。
ソビャニン・モスクワ市長は「夜間に大規模無人機攻撃が試みられた」と述べ、モスクワ州の複数の地域でウクライナ軍の無人機が撃墜されたとした。
ロシア紙コメルサントは、ドローン攻撃が原因でモスクワの主要空港で航空便が遅延したり欠航したと伝えた。
一方のウクライナは25日、ロシアによる侵攻開始以降最大規模の無人機攻撃を受けたと発表していた。

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