経済「原子力依存ゼロも再生エネルギーで可能」 メガソーラーでソフトバンクの孫社長+(1/2ページ)(2012.7.1 14:10

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「原子力依存ゼロも再生エネルギーで可能」 メガソーラーでソフトバンクの孫社長

2012.7.1 14:10 (1/2ページ)
セレモニー終了後、取材に応じる孫正義社長=京都市伏見区(板東和正撮影)

セレモニー終了後、取材に応じる孫正義社長=京都市伏見区(板東和正撮影)

 ソフトバンクの子会社、SBエナジー(東京)が事業者となる京都府初のメガソーラー(京都市伏見区)が1日、稼働を開始し、運転開始セレモニーが現地で開催された。ソフトバンクの孫正義社長は「通信も電気があって初めてつながるもの。再生エネルギーの事業は、今後IT事業とも相乗効果がはかれる」と述べ、今後も再生エネルギー事業を拡大していく考えを示した。

 メガソーラーは約8万9千平方メートルの京都市の所有地に2基設置。計約1万7千枚の太陽光パネルの出力は、京都府内最大の計約4200キロワット。太陽光や風力などで発電した電力を電力会社が買い取る再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートした1日に、まず1基目が運転開始。2基目は9月1日から発電する予定。

 セレモニーには、孫社長の他、太陽電池のシステム設計や施工などを担当した京セラの稲盛和夫名誉会長らも駆けつけた。

 孫社長は、関西電力が、大飯原発3号機(福井県おおい町、118万キロワット、加圧水型軽水炉)を再稼働させることについて「安全対策が不完全な中、誠に遺憾」と発言。「原発の事故から、何としても再生エネルギーを作らないといけないという思いでやってきた。原子力に対する依存を0%にすることは、再生エネルギーや省エネなどで可能だ」と意気込んだ。

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セレモニーに出席する、稲盛和夫・京セラ名誉会長(左)、門川大作京都市長、孫正義ソフトバンク社長(右)=京都市伏見区(板東和正撮影)

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