東部ハリコフ州で2人死亡 露軍、巡航ミサイル備蓄か

ウクライナ・ザポロジエ州オリヒウで、ロシア軍の攻撃で破壊された住宅=8月10日(ロイター=共同)
ウクライナ・ザポロジエ州オリヒウで、ロシア軍の攻撃で破壊された住宅=8月10日(ロイター=共同)

ウクライナ東部ハリコフ州の村落で16日、ロシア軍の対戦車ミサイルが乗用車を直撃し、市民2人が死亡、1人が負傷した。同州の別の地域ではロシア軍のミサイル攻撃で民間人5人が負傷した。弾道ミサイル「イスカンデル」による攻撃だったとみられる。ウクライナメディアが報じた。

英国防省は16日、ロシア軍が今冬にウクライナの電力インフラを攻撃するため巡航ミサイルを備蓄している可能性があると分析した。ロシア軍は昨冬も同様にインフラを破壊。その後、巡航ミサイルの生産を増強する一方で、発射を減らしていると指摘した。

ウクライナのマリャル国防次官は通信アプリで、東部ドネツク州バフムト周辺の前線で激戦が続いているとの見方を示した。(共同)

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