魅力的で活力あふれる龍の里龍神村


龍 神 村 民 憲 章

 私たちは、「日高川の清流・龍神温泉・緑の山なみ」この恵まれた自然と、先人の築いた歴史と伝統のふるさと龍神村に、深い愛情と大きな誇りをもっています。
 いまここに、村合併30周年にあたり、私たちは心をあわせて、より明るく豊かで住みよい村をつくるため、この村民憲章を定めます。

 一、自然を守り育て、調和のとれた美しい村をつくります。
 一、歴史と伝統に学び、教養を深め、心ゆたかな村をつくります。
 一、スポーツに親しみ、体を鍛え、明るい村をつくります。
 一、仕事に励み、資源を活かし、栄える村をつくります。
 一、人権を尊び、平和を愛し、世界に伸びる龍神村をつくります。

(昭和60年3月1日制定)



村   章
龍神村の「り」を図案化し、龍の昇天する姿をデザインしています。村の飛躍発展を象徴するとともに全体の円形で村の融合を表現しています。
(昭和40年7月制定)
沿   革
紀伊の国徳川家の藩政時代には、山路の荘と呼ばれ、だいたい現在の大字区分で14ヶ村に分かれていました。明治5年の廃藩置県後は日高郡内第6小区山路組に属し、さらに明治22年の町村制施行により、龍神村・上山路村・中山路村・下山路村の4ヶ村で行政が行われていました。この4ヶ村が、昭和30年3月に町村合併促進法に基づいて合併し、現在の龍神村となっています。

位   置
和歌山県の中央東部に位置し、東は奈良県十津川村、西は日高郡美山村・印南町及び南部川村に接し、南は西牟婁郡中辺路町、北は奈良県野迫川村及び有田郡清水町に隣接しています。

地   勢
紀伊山地に属する諸山岳が連続しており、村土のほとんどが山岳地帯になっています。地形は急峻で村域の70%が標高500m以上の山地で占められています。護摩壇山に源を発する日高川の最上流域にあたっており、地質は中生水成岩層です。

村の木 村の花 村の鳥
ス ギ
コメツツジ
ヤマセミ
スギ科の常緑高木で日本特産の針葉樹。
素直な材質は建築用材として古くから利用されている。本村を代表する樹木である。
ツツジ科の落葉小低木。
山岳地帯に自生し、枝は短く密に分かれ、葉は小形。四月から六月にかけて枝いっぱいに薄桃色の小花が咲き、盆栽など観賞用として親しまれている
カワセミ科の鳥。
(別名-カノコショウビン」
村内では「ケリ」ともいう。保護鳥。
日本全土の山岳渓流付近に生息し、県下では本村をはじめ深山の渓流付近に棲む。容姿は気品が漂う。


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