姉妹殺害、ペルー人男起訴 名古屋地検

 愛知県半田市で平成27年、全焼した県営住宅の一室からブラジル国籍の20代姉妹の遺体が見つかった殺人放火事件で、名古屋地検は18日、殺人と現住建造物等放火、死体損壊の罪で、妹の元交際相手でペルー国籍の無職、ラ・ロサ・ビテ・エドガルド・アントニー容疑者(34)を起訴した。

 アントニー被告は27年12月30日、半田市の県営住宅3階の一室にガソリンをまいて放火したとして、昨年12月8日に現住建造物等放火の疑いで逮捕された。姉妹の首を圧迫して殺害した疑いもあるとして、同28日には殺人の疑いで再逮捕されていた。妹との交際トラブルが背景にあったとみられている。

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