名古屋駅での殺人予告をツイッターに書き込んだとして、愛知県警は19日、同県犬山市、アルバイト埴健郎(はにたけろう)容疑者(20)を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。「ツイッターで炎上させたかった」と容疑を認めているという。
中村署によると、埴容疑者は先月23日午後6時ごろ、自宅のパソコンから、ツイッターに「明日の13時に名古屋駅にいる人間を片っ端からナイフで切りつけます。身体にダイナマイトを巻きつけ、いつでも爆発をおこせます」などと書き込み、同署員ら約90人に警戒態勢をとらせるなど、同署の業務を妨害した疑いがある。
この日、書き込みを見た男性が警視庁に通報し、発覚した。パソコン遠隔操作事件で誤認逮捕が相次いだことから、県警は埴容疑者のパソコンを解析。ウイルス感染はしていないとわかり、逮捕に踏み切った。
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朝日新聞社会部