日本におけるテクノロジーアセスメント

書誌事項

タイトル別名
  • TECHNOLOGY ASSESSMENT IN JAPAN
  • 日本におけるテクノロジーアセスメント--概念と歴史の再構築
  • ニホン ニ オケル テクノロジーアセスメント ガイネン ト レキシ ノ サイコウチク
  • 概念と歴史の再構築
  • RECONSTRUCTION OF THE CONCEPTS AND HISTORY

この論文をさがす

抄録

1960年代末に民間の知識層によって日本に概念が輸入されたテクノロジーアセスメント(TA)は, トータルシステムのマネジメントとしての側面を持っており, 民間においては企業の社会的責任などのために導入されたものの問題意識が一企業の範疇を超えるため公的機関で実施されることが期待され, 一方の政府においてはプロジェクト単位での予測・評価活動を合理化・正当化することとなった.本稿ではTAという概念が産業界・科学技術庁・通商産業省・国会議員などのアクターによってそれぞれの文脈で利用され, TAの本質的な機能を発現しない形で変容していった過程を方法論的な変遷と政治的な背景の分析から追っていく.

収録刊行物

被引用文献 (7)*注記

もっと見る

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ