日系人強制収容「二度とないように」 バイデン大統領、声明に日本語

有料記事

ワシントン=園田耕司
[PR]

 第2次世界大戦中の日系米国人の強制収容へとつながる大統領令が署名されて19日で80年を迎える。バイデン米大統領は18日、声明を発表し、米政府として改めて謝罪するとともに、同じ過ちを繰り返さないとして日本語を用いて「二度とないように」と誓った。

 日本軍がハワイを奇襲攻撃した真珠湾攻撃の1942年の2月19日、ルーズベルト大統領(当時)が署名した大統領令をもとに、約12万人にのぼる日系人が自宅を退去させられ、内陸部の砂漠地帯などに設置された強制収容所に収容された。「敵性外国人」として差別され、過酷な生活を強いられた。

 バイデン氏は声明で「我々は…

この記事は有料記事です。残り243文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません