米、ウクライナに長距離ミサイル「ATACMS」供与へ=報道

イランのイスラエル報復攻撃「間近」か、バイデン氏「やめろ」と警告
バイデン米大統領は12日、イランが「間もなく」イスラエルを攻撃する可能性があるとし、イランに対し攻撃を「やめろ」と警告した。2022年3月撮影(2024年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 22日 ロイター] - バイデン米大統領はウクライナのゼレンスキー大統領に対し、米国はウクライナに長射程の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を供与すると伝えた。米NBCニュースが22日、複数の米政府当局者と議会関係者の話として報じた。
ウクライナはロシアが占領する地域の補給線や鉄道網などを攻撃するために、これまで繰り返し米国に対しATACMSの供与を要請。ただ、ゼレンスキー氏が21日にワシントンを訪問しバイデン氏と会談した際も、米政府はATACMSを巡る決定について何も発表しなかった。 もっと見る
この報道に関するロイターの取材に対し、米国防総省は今のところコメントしていない。
米陸軍によると、ATACMSは前線のはるか後方にある指揮統制センターや防空施設、兵站施設などの攻撃に利用できる。ロイターはこれまでに、バイデン政権が射程距離最大306キロのATACMSのウクライナへの供与を検討していると報じている。

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