開沼 博
社会学者 福島大学特任研究員
東京大学大学院博士課程
1984年生まれ 福島県出身
著書「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」が、学術書として異例の2万5千部を売り上げた。長年に渡る地元福島のフィールドワークを通し、斬新な視点で原発問題をとらえた論考が高い評価を得た。学術誌のほか、新聞各紙、数多くの雑誌にルポ・評論・書評などを精力的に執筆。
河村 和徳
政治学者
東北大学大学院情報科学研究科 准教授
1971年生まれ 静岡県出身
専門は日本の地方政治分析。世論調査の統計解析を行い、解釈のために現地をまわってヒアリングを積み重ねる。限られた財源で何をなすべきか、優先順位の決断力を身につけよと説く。研究室で本を読んでいるよりも、現地をまわって話を聞く、パワープレイ派を自認。東日本大震災では、研究室で被災。「震災と地方自治」というテーマにも取り組む。
藤沢 烈
復興コーディネーター
経営コンサルタント
1975年生まれ 京都府出身
震災復興を支える団体の代表。学生時代から全国に仲間を作り、若者が交流するバーを創業するなど、人と人をつなぐ活動を精力的に展開。マッキンゼーに勤めた後、経営コンサルタントとして独立。若手起業家の育成に取り組む。被災地でも隠れたニーズに耳を傾け、コミュニティ再生などを通して復興を支援。企業の新たな経済活動のあり方が日本を変えるという。
青井 実
NHKアナウンサー
1981年生まれ 東京都出身
「MUSIC JAPAN」ナビゲーター、「BS 日本のうた」司会を務める。グローバルな視点から日本を見つめ直す「セカイでニホンGO!」(2011年7~10月)でも司会を務め、日本が抱える様々な問題にも向き合った。