「最強の1勝馬」エタリオウが引退 乗馬へ

スポーツ報知
18年の菊花賞でフィエールマン(左端)の2着に敗れたエタリオウ(手前右)

 重賞での勝利こそなかったものの、18年菊花賞・G1など重賞で4度の2着があったエタリオウ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が12月10日、競走馬登録を抹消された。今後は乗馬となる予定。

 同馬は父ステイゴールド、母ホットチャチャ(父カクタスリッジ)の血統で、17年9月に阪神でデビュー。2戦目で勝ち上がったが、これが現役時の最初で最後の白星。その後、3戦連続で3歳500万(現1勝クラス)で2着を続けたあと、青葉賞で2着に入り、日本ダービーに駒を進めた。ヒュー・ボウマン騎手とのコンビで臨んだ競馬の祭典はワグネリアンから0秒2差の4着。ミルコ・デムーロ騎手を鞍上に迎えた秋初戦の神戸新聞杯2着のあと、菊花賞は2番人気を集めたが、フィエールマンに鼻差及ばず2着に終わった。

 その後はG1・5戦を含む重賞戦線に起用されたが、結果は出ず。今年5月の天皇賞・春(10着)がラストランとなった。通算戦績は17戦1勝。

競馬

×