男子円盤投の元世界記録保持者リンク・バブカ氏が1月15日にうっ血性心不全のため亡くなったことがわかった。85歳。バブカ氏は1960年ローマ五輪の銀メダリスト。同年には59m91の世界タイ記録を投げ、68年に63m94mまで自己ベストを伸ばした。1969年に陸上選手としてのキャリアを終えた後は、実業家として成功をおさめていた。
また、ケニアで長年コーチングや理事を務めた英国人のジョン・ヴェルツィアン氏の逝去が世界陸連から発表された。享年93。
ヴェルツィアン氏は1958年にケニアで体育の教員となり、63年のケニア独立後も同国に残って長距離を中心に人材育成に尽力した。68年メキシコシティ五輪男子1500mと72年ミュンヘン五輪男子3000mで金メダルを獲得したキプチョゲ・ケイノ氏らの才能を発見し、指導に当たっていた。ケニア初のナショナルチームのヘッドコーチを務めるなどしたほか、モンバサでの07年クロカン選手権大会の招致と運営で重要な役割を果たし、ナイロビ・マラソンではレースディレクターも務めた。11年にはこれまでの功績により、統括団体(world governing body)からコーチング生涯功労賞を授与されていた。
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