日中韓3カ国は27日、韓国・ソウルで首脳会談を開き、協力を進めていくことを確認した。3カ国の首脳は、北朝鮮を含む地域情勢や貿易などについて協議した。
- 経済デフレとゼロ金利制約との闘い、終焉視野に入った=内田日銀副総裁
日銀の内田真一副総裁は27日、金融研究所主催の「2024年国際コンファランス」で基調講演し、3月の政策変更で短期金利を主な政策ツールとする金融政策の枠組みに戻ったことは、日銀が直面してきた「ゼロ金利制約」を克服したことを意味すると指摘した。インフレ予想を2%で定着させていくという大きな課題は残っているものの、「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉は視野に入った」と語った。
- ワールド英労働党党首、パレスチナ国家承認の意向 和平プロセスの一環で
英野党・労働党のスターマー党首は24日、総選挙で勝利すればパレスチナ国家を承認したいが、承認は和平プロセスの適切な時期に行う必要があると述べた。
- ワールド北朝鮮、衛星打ち上げを日本の海保に通告 6月4日午前0時まで
北朝鮮は27日未明、人工衛星の打ち上げを日本の海上保安庁に通告した。海保によると、5月27日午前0時から6月4日午前0時の間に打ち上げ、朝鮮半島西側の黄海上の2カ所のほか、フィリピンのルソン島東側の太平洋上の1か所に部品などが落下する可能性があるとしている。
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出光興産、ENEOS、トヨタ自動車、三菱重工業の4社は27日、自動車の脱炭素化に貢献するカーボンニュートラル(CN)燃料の導入・普及に向けた検討を始めたと発表した。2030年ごろの日本国内導入を目指し、共同で検討を進めるという。
- 投資信託ドル底堅い展開か、クロス円でも円安圧力=今週の外為市場
今週の外為市場でドル/円は、底堅い展開が予想されている。低金利の円が売られやすい状況は変わらず、月末週で実需のドル買いが出やすいことも支えとなる見通し。ドル/円の上値では介入警戒感が強まるため、対ドル以外の通貨に対して円安が進む可能性を見込む声も出ている。
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林芳正官房長官は23日午後の会見で、26日からソウルで開催される日中韓首脳会議では、3カ国の協力の方向性や具体策、地域の課題について議論されることが重要であるとの見解を示した。