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上峰町がコミュバス再編 乗り合い、巡回、通学 目的に応じ3種5台導入

 上峰町は25日から、コミュニティーバス「のらんかいバス」を一新し、目的に応じて利用できる「乗り合いタクシー」「巡回バス」「通学バス」の3種5台を導入した。

 乗り合いタクシーは9人乗りと10人乗りの2台で、午前8時~午後5時に事前登録した町民を自宅まで迎えに行き、公共機関や医療機関、飲食店など41施設へ向かう。利用30分前までに予約が必要。月-土曜日の運行で運賃は300円。

 巡回バスは1台。町中心部9カ所を巡回する。月-土曜日に1日5便運行する。運賃は100円。

 通学バスは2台(朝は巡回バスも加え計3台)で小中学生が対象。月-金曜日の小学生の登下校時に運行する。北回り・南回りの2路線があり、運賃は50円。

 従来のコミュニティーバスは、北回り・南回りを2台で走り、町内41カ所を1日7回巡っていたが「自宅からバス停まで足を運べない」「通学実態に合わせてほしい」という町民の声に応え、サービスを変更した。バス5台の購入費は約7100万円。運営・運行は民間業者に委託し、年間事業費は約2600万円。

 24日に町役場駐車場であった車両披露式で、武広勇平町長は「今後問題が生じたら一つ一つ解決し、使いやすいバスにしたい」とあいさつ。県さが創生推進課の川内野修課長は「3種のコミュニティーバスがある自治体はあまり聞かない。通学、巡回バスの運行位置が携帯電話で分かる仕組みや乗り合いタクシーの行き先が多彩な点は、県内自治体では最先端だと思う」と話している。

=2019/03/27付 西日本新聞朝刊=

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