ご報告/「日本の選択」発足 | 我思う故に我あり。

ご報告/「日本の選択」発足

今日はいつもより少しかためです。

バブル経済崩壊後、現在までを失われた20年と言いますが、
リーマンショックによる景気低迷、新興国の台頭、
国を二分するほど揺るがし続ける原発の問題、
沖縄、尖閣、竹島など外交を含む政治の混迷などが追い打ちをかけ
日本の国力や機能が劣化し、多くの人が未来に希望を持てなくなっている。

これは果たして政治だけの問題なのか?
そして、政局に明け暮れる政治家にこの時代を乗り切れるのか?
明治維新による西欧化と近代化が、ここへ来て大きな壁にぶつかり、
グローバリゼーションという潮流といよいよ距離を置かねばならない時代に
なったのかもしれない。大量生産/大量消費社会との決別を覚悟し、
新しい文明に乗り換える舵を切らねばならない。

そういう危機意識の強い人々が集い8月から議論を重ねて
先日10月25日金曜日、政策フォーラム『日本の選択』を設立しました事を
ここに報告します。

座長には徳川家広さん。茂木健一郎さん。白洲信哉さん。波頭亮さん。
そして改革無所属の会代表木内孝胤さんほか、早々たるメンバーが一同に会します。

この日、石原慎太郎さんが辞任を発表し、夕方から小沢一郎さんが政治パーティーを行い、
そして、我々が、政策フォーラム『日本の選択』を発足させた。
何たる偶然であろうか。東京で第三極が一斉に動きだした格好だ。
これも何か意味のある一歩になるんだろう。

この日、皆で作り上げた「日本再生の17ケ条」の原案を発表しました。

志あるものが集い人が人を呼び、そしてまた志が生まれ連鎖する。
歴史はそうやって志の連鎖のようなものがあって変わっていくんだろう事を実感した。
その時々のムーブメントの渦中で、僕が経験したのと同じ温度がここにある。

事務局という大役を預かり少し肩に力が入っているけど、
仲間のために出来る事を真摯にやっていこうと思います。

$我思う故に我あり。

SHIBUYA*青春の光と影シリーズ
2012 金杉肇 KANASUGI HAJIME