元ヤンキース広報担当・広岡氏が流山の専門学校校長に

 元大リーガー、松井秀喜氏とともに海を渡り、米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースで広報兼環太平洋担当などを務めた広岡勲氏(50)が1日、江戸川大学総合福祉専門学校(流山市)の校長に就任した。

 広岡氏は松井氏に要請され、日本人初の球団広報として2003年にヤンキースに入団し、大リーグ4球団で10年間、広報担当などを務めた。帰国後は江戸川大学社会学部教授の他、読売巨人軍球団代表付アドバイザー、日本相撲協会理事補佐・危機管理担当を兼務している。

 福祉関係の職歴はなく異例の登用だが、広岡校長は「ヤンキースで最も学んだのが社会貢献の重要性。福祉に行き着いたのは自然なことだった」と述べ、「これまでの介護のイメージを一新し、スポーツや芸術を通じて若者に福祉の大切さを語りかけていきたい」と意気込みを話している。

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