現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | ひよこ売りについてゆきたいあたたかい |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
5 | 行く所又行く所花万朶 |
6 | 七月の青嶺まぢかく熔鑛炉 |
7 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
8 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
9 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
10 | 菫程な小さき人に生れたし |
11 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
12 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
13 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
14 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
15 | 母の日の母のこまかき柄を択る |
16 | 雑用の中に梅酒を作りけり |
17 | 人間になりすまします花の闇 |
18 | 木雫は雨より太し青楓 |
19 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
20 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
21 | どこまでが花どこからが花の闇 |
22 | 菜の花といふ平凡を愛しけり |
23 | 梅一輪一筆箋へしをりけり |
24 | 満面の笑み一面の花大根 |
25 | 死のあとも花菜明かりはおさなしや |
26 | 復活祭闇は闇から生まれけり |
27 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
28 | 思考から生死薄らぐ花万朶 |
29 | 天平のをとめぞ立てる雛かな |
30 | 春暁や人こそ知らね木々の雨 |
31 | 健気なる小さき灯台寒の海 |
32 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
33 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
34 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
35 | 炎天を駆ける天馬に鞍を置け |
36 | 水仙や男をまたぎ水飲みに |
37 | 我心或時軽し罌粟の花 |
38 | 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ |
39 | 芋の露連山影を正しうす |
40 | 宇陀郡わけても又兵衛桜かな |
41 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
42 | 春筍の産毛に朝の光かな |
43 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
44 | すばらしい乳房だ蚊が居る |
45 | 肩越しの沖の哀しみ葉鶏頭 |
46 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
47 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
48 | らあめんのひとひら肉の冬しんしん |
49 | 落ちてみて仲間とわかる落ち椿 |
50 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
2024年4月25日 03時19分更新(随時更新中)