現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年12月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 酉年の酉の街ゆきはぐれけり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 海に出て木枯帰るところなし |
4 | 蛇踏みし丘凸凹に跳ねあがる |
5 | 検診や行かねばならぬ師走来る |
6 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
7 | まつすぐな道でさみしい |
8 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
9 | 黄泉に来てまだ髪梳くは寂しけれ |
10 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
11 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
12 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
13 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
14 | われ死なばちちははも死ぬ梅の花 |
15 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
16 | 蜃気楼父の死の日に泣きたかった |
17 | ラガー等のそのかちうたのみじかけれ |
18 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
19 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
20 | 開戦日朝日を閉ざす杉木立 |
21 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
22 | あなたが死んで宿り木に雪我に雪 |
23 | 去年今年貫く棒の如きもの |
24 | 身ひとつを信じて翔てり草の絮 |
25 | 定年は淋しき自由いのこずち |
26 | 金星のまたたき釣瓶落しかな |
27 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
28 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
29 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
30 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
31 | 氷面鏡諏訪湖の四囲の山映す |
32 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
33 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
34 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
35 | かくれんぼ三つかぞえて冬となる |
36 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
37 | 錦江湾攻めあぐ海霧の単調律 |
38 | 風が火を火が風を呼ぶお山焼 |
39 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
40 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
41 | 古暦水はくらきを流れけり |
42 | がたと榾崩れて夕べなりしかな |
43 | 初昔句の旅すでにはじまりぬ |
44 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
45 | 玉の如き小春日和を授かりし |
46 | 中天に繁忙の窓 聖夜前 |
47 | 半身は枯草の中道祖神 |
48 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
49 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
50 | 常ならぬ窓の明りや花の暁 |
2024年4月20日 05時56分更新(随時更新中)