現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年10月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
4 | せきをしてもひとり |
5 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
6 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
7 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 霧黄なる市に動くや影法師 |
10 | 秋風やひとさし指は誰の墓 |
11 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
12 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
13 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
14 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
15 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
16 | たのしさはふえし蔵書にちちろ虫 |
17 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
18 | 人間になりすまします花の闇 |
19 | 新宿ははるかなる墓碑鳥渡る |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | ものの種にぎればいのちひしめける |
22 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
23 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
24 | 地に低く幸せありと福寿草 |
25 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
26 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
27 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
28 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
29 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
30 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
31 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
32 | 家系図をたどりてゆけば天の川 |
33 | 酉年の酉の街ゆきはぐれけり |
34 | 水草生ふ放浪の画架組むところ |
35 | われ病めり今宵一匹の蜘蛛も宥さず |
36 | 海に出て木枯帰るところなし |
37 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
38 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
39 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
40 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
41 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
42 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
43 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
44 | 葉臘梅はびこる葉枝日の燦々 |
45 | なんとなく生きてゐたいの更衣 |
46 | 哀愁の街に芽を吹く泥柳 |
47 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
48 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
49 | 一対の男女にすぎぬ夜長かな |
50 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
2024年4月25日 20時44分更新(随時更新中)