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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年9月29日のデイリーキーワードランキング

1

牡丹百二百三百門一つ
2

せきをしてもひとり
3

秋晴の運動会をしてゐるよ
4

がんばるわなんて言うなよ草の花
5

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
6

いなびかり北よりすれば北を見る
7

菜の花がしあはせさうに黄色して
8

チチポポと鼓打たうよ花月夜
9

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
10

薄氷の吹かれて端の重なれる
11

外にも出よ触るるばかりに春の月
12

戦争が廊下の奥に立つてゐた
13

算術の少年しのび泣けり夏
14

金剛の露ひとつぶや石の上
15

星空へ店より林檎あふれをり
16

桐一葉日当りながら落ちにけり
17

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
18

烏賊舟の数珠火かき消す秋驟雨
19

入れものが無い両手で受ける
20

雪はげし抱かれて息のつまりしこと
21

遠山に日の当りたる枯野かな
22

虫の音や一語探して灯消す
23

朴散華即ちしれぬ行方かな
24

曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ
25

どの子にも涼しく風の吹く日かな
26

鰯雲人に告ぐべきことならず
27

水枕ガバリと寒い海がある
28

秋風を聞けり古曲に似たりけり
29

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
30

目覚めれば此処が境界彼岸花
31

滝落ちて群青世界とどろけり
32

ひらひらと月光降りぬ貝割菜
33

赤い椿白い椿と落ちにけり
34

烏瓜の花隠れなり母の窓
35

たんぽぽや一天玉の如くなり
36

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
37

倒れたる案山子の顔の上に天
38

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
39

祇王祇女定家去来の嵯峨早春
40

鳥渡る渥美半島表浜
41

ひとひらの秋 愚かにまっすぐに生きる
42

桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな
43

菊焚きて跡を湖辺の香となせり
44

玫瑰や今も沖には未来あり
45

十五夜とむかふわたしといふひとり
46

にんげんに疲れの出でしこぼれ萩
47

引力のありて落ちけり赤い羽根
48

暗黒や関東平野に火事一つ
49

葡萄食ふ一語一語の如くにて
50

青蛙おのれもペンキぬりたてか


2024年4月25日 06時06分更新(随時更新中)
 

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