現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年8月30日のデイリーキーワードランキング
1 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
2 | 麦秋や紙飛行機は戻らざる |
3 | 星空へ店より林檎あふれをり |
4 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
5 | 牡丹百二百三百門一つ |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 昨日今日明日赤々と実玫瑰 |
10 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
11 | 三日月やこの頃萩の咲きこぼれ |
12 | しあわせに目もあけられず花吹雪 |
13 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
14 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
15 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
16 | いなびかり北よりすれば北を見る |
17 | 望遠鏡女が覗く秋果手に |
18 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
19 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
20 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
21 | 未来図は直線多し早稲の花 |
22 | 死化粧して水色桔梗なりぬ |
23 | うなぎ屋のうの字の長き小春かな |
24 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
27 | 目の前の些事こそ大事日照草 |
28 | やさしさのすり減つてゆく夏帽子 |
29 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
30 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
31 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
32 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
33 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
34 | 早春へオカリナもいいシャンソンも |
35 | 忘却のスカートの中青トマト |
36 | 白炎天鉾の切尖深く許し |
37 | 立てば雪女郎坐れば遣手婆 |
38 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
39 | 地平線に人が住んでる日輪草 |
40 | 一竿の露を 念珠と見て臥すも |
41 | 直立の天皇一家松に雪 |
42 | マンションの広場にテント芋煮会 |
43 | 帰るのはそこ晩秋の大きな木 |
44 | こまくさに胎蔵界のとどろくよ |
45 | 浴後裸婦らんまんとしてけむらへり |
46 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
47 | 蓮の中羽搏つものある良夜かな |
48 | 遺産分配兄弟平等青榠櫨 |
49 | 恋愛は家庭の外で酔芙蓉 |
50 | オカリナの音色枯葉と浮遊せり |
2024年4月25日 17時08分更新(随時更新中)