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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年7月14日のデイリーキーワードランキング

1

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
2

せきをしてもひとり
3

薄氷の吹かれて端の重なれる
4

戦争が廊下の奥に立つてゐた
5

水の地球すこしはなれて春の月
6

いなびかり北よりすれば北を見る
7

滝落ちて群青世界とどろけり
8

金剛の露ひとつぶや石の上
9

暗黒や関東平野に火事一つ
10

暗黒や 関東平野に 火事一つ
11

赤い椿白い椿と落ちにけり
12

じゃんけんで負けて螢に生れたの
13

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
14

桐一葉日当りながら落ちにけり
15

葛餅の喉を胎児のすべりかな
16

しんしんと肺碧きまで海の旅
17

船笛やすずなすずしろ朝の家
18

六月の氷菓一盞の別れかな
19

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
20

匙なめて童たのしも夏氷
21

青蛙おのれもペンキぬりたてか
22

螢籠昏ければ揺り炎えたたす
23

勇気こそ地の塩なれや梅真白
24

大寒の一戸もかくれなき故郷
25

をりとりてはらりとおもきすすきかな
26

絵姿の君がゆらりと油照り
27

日と月のごとく二輪の寒椿
28

すててこで遇う水虫の仲間かな
29

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
30

算術の少年しのび泣けり夏
31

海に出て木枯帰るところなし
32

桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな
33

一月の川一月の谷の中
34

桜散るあなたも河馬になりなさい
35

新涼や白きてのひらあしのうら
36

沖縄やハイビスカスは飛び立たぬ
37

遠山に日の当りたる枯野かな
38

ぶらぶらと海まできたる夕涼み
39

青春の過ちの嵩かき氷
40

星空へ店より林檎あふれをり
41

竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず
42

方丈の大庇より春の蝶
43

早苗饗のいちにち湯野の湯の熱き
44

咳をしても一人
45

重ね着の中に女のはだかあり
46

みちのくに旗ひらめいて夏芝居
47

鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
48

乳母車夏の怒濤によこむきに
49

看取りより解かれし冬を淋しめり
50

ひとすぢに生きて目標うしなへる


2024年4月25日 17時18分更新(随時更新中)
 

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